高山漁協の紹介


 高山漁協は、志布志湾に面した鹿児島県肝付町に位置します。2020年5月末現在、漁協には66名の漁業者が所属しており、大型定置網、小型定置網、桝網(ますあみ)、刺網、魚類養殖などが盛んに行われています。定置網や刺網では、季節に応じてアジ、サワラ、カマス、ブリ、タイ、タチウオなどが漁獲されています。魚類養殖では、カンパチが育成されており、「辺塚だいだいカンパチ」の名称で知られています。

 第71期(2019年6月~2020年5月)の総漁獲量は703トン、総漁獲金額は4.8億円を記録しました。そのうち、大型自営定置網(2ヵ統)によって全漁獲量の54%、全漁獲金額の21%が記録されるほか、19名の雇用機会をうみだしており、高山漁協の基幹漁業となっています。 さらに、漁獲後の魚にひと処理加えて出荷する小型定置網もあり、小型定置網の漁獲物を指名買いする仲買業者もみられます。

 また、沿岸の漁場環境整備をなどを目的に「高山磯焼対策チーム」を結成し、藻場の保全活動(母藻の設置、海藻の種苗投入、食害生物の除去など)に力を注いでいます。

 2020年4月27日からは、「どっ菜市場」(鹿屋市)で地魚の直売の取り組みもはじめました。


「辺塚だいだいカンパチ」や直売店などの問い合わせ先

〒893-1202 鹿児島県肝属郡肝付町波見1753-5 高山漁業協同組合

 TEL 0994-65-6336 FAX 0994-65-6337